ゆめさくセキュリティ

2024年5月29日、情報処理・印刷 (受託業務)

イセトー ランサムウェア被害

入口

VPNからの不正アクセスで社内ネットワークに侵入された

決め手の失敗

受託業務で生じた帳票データを、取り扱ってはならないサーバに便宜的に保管し、業務終了後に削除すべきデータも削除していなかった

被害

情報処理センターと全国営業拠点の端末やサーバが暗号化された。攻撃者グループのリークサイトに公開された情報に、一部の取引先の顧客の個人情報が含まれていた。委託元として公文教育研究会、広島県、伊予銀行などが自ら漏えいを公表した

防げた対策

  • VPNを使わない接続と認証の強化
  • 受託データの管理区域外への移送禁止
  • 保管期限を決めた業務後のデータ削除と監査
  • 委託元による委託先の管理

時系列

  1. 2024年5月26日複数のサーバーとPCがランサムウェアで暗号化されていることを確認
  2. 2024年5月29日ランサムウェア被害を公表
  3. 2024年6月18日攻撃者グループのリークサイトに、窃取されたとされる情報のダウンロードURLが掲載された
  4. 2024年7月3日公開された情報が自社サーバーから流出したもので、一部取引先の顧客の個人情報を含むと公表 (続報2)
  5. 2024年10月4日フォレンジック調査の完了と原因、再発防止策を公表

攻撃した側について

被害企業は攻撃者名を公表していない。日本経済新聞は、8Base が犯行声明を出し盗んだとするデータを公開したと主張していると報じた。同紙は2025年2月の国際共同捜査で8Baseの中枢メンバーとみられる4人が逮捕されたとも報じた

学べるレッスン

出典

2026年10月24日に開いて確かめました。